現代の劇作家が“現代の設定”で書いた狂言を、茂山千五郎家によって上演!
現代劇と古典の差異を炙り出します。
室町時代に始まりその形式を守り続けているといわれる狂言。この形式を使って、現代の劇作家が現代の設定で書いた現代の狂言を創作。土田英生が書いた台本を茂山千五郎家に上演してもらい、そのことから古典と現代演劇の差異を炙り出します。
※終演後にはトークセッションあり。
概要
日付:2019年1月27日(日) 13:00~15:00
場所:平和市民公園能楽堂
料金:2,000円
※ただし日本劇作家大会2019大分大会の登録費として別途¥1,000要
出演
茂山童司 改メ 三世茂山千之丞
茂山宗彦
島田洋海
土田英生(司会)
上演作品
『察化』
主は都の伯父に連歌の会の宗匠を頼もうと、太郎冠者を使いに出した。しかし伯父の顔を知らない太郎冠者は、すっぱ(詐欺師)を伯父だと思い込み連れ帰ってしまう。すっぱを穏便に追い返すため、主は自分の振る舞いを真似るように太郎冠者に命じるが……。
新作狂言『帰ってくれないゴドー』(作=土田英生)
サミュエル・ベケットの戯曲『ゴドーを待ちながら』。(やって来ない)ゴドー を待つだけのこの芝居は不条理演劇の傑作として、帰らないと駄々をこねるゴドーを狂言で描く。現代演劇の聖典ともいわれる作品が、古典を通して生まれ変わります。
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